ハミルトン(Hamilton Watch Company)はアメリカ発祥で、現在はスウォッチ傘下の時計メーカーである。生産モデルは女性用宝飾腕時計からミリタリー風の男性用腕時計まで幅広い。
ハミルトンの歴史ハミルトンは1892年にアメリカのペンシルバニア州ランカスターでランカスター時計として創設され、1893年に懐中時計の生産をはじめ、社名をハミルトン時計に改称した。
最初に生産された懐中時計である”ブロードウェイ・リミテッド”(the Broadway Limited)は鉄道に正確さをもたらした時計として知られている。以後、ハミルトンは鉄道用時計のメーカーとして有名になり、1930年に民間航空会社ができると、航空用時計としても採用された。
1910年にハミルトンは軍の時計納入業者となる。このときハミルトン最初の腕時計であるカーキの生産を開始する。この時計は第一次世界大戦下のヨーロッパでジョン・J・パーシング将軍率いる兵隊たちに初めて実戦で使用され、第二次世界大戦のときには一般用の時計生産を停止し、兵隊たちのために全ての施設でこの時計を生産した。海外に届けられた数は100万個以上といわれる。
1957年に世界初の電池で動く腕時計を発表(ただし、今の電池式時計の主流であるクオーツ時計ではなく、動力源としてぜんまいの代わりにモーターを採用した時計であることに注意)、1970年5月6日には世界最初のデジタル時計を発表する。
また技術による名声もさることながら、1966年のスタンリー・キューブリック監督の映画、2001年宇宙の旅に出た時計をはじめ、メン・イン・ブラックやイン・トゥ・ザ・ブルーといった映画に自社製品を登場させ、人々の間で話題となり、そして有名になっていった。
1969年に創業以来のアメリカの工場を閉じ、スウォッチグループの傘下に入って現在にいたる。
モデル紹介
カーキ ネイビー 機能性を備えたシンプルな美を追求したダイバーウォッチ。真に品質の高い時計が複雑である必要性、または複雑に見える必要性はまったくありません.それは、確かな実績を有するミリタリーウォッチ原型とするカーキ・シリーズすべて共通する理念でもあります。1世紀にも前に生まれたハミルトンのオリジナリティーはアクティブなライフスタイルを楽しむ現代人のハートさえも刺激します。
ジャズマスタージャズへのオマージュとして生まれたコレクションが”ジャズマスター”。シースルーのケース裏側から自動巻きムーブメントのリズミカルな動きを楽しむことのできる”ビューマチック”。複雑な機構を極めてシンプルなデザインで表現した”オートクロノ”。ゼンマイの巻き上げ残量を時間で表示する”パワーリザーブ”。など豊富なラインナップも魅力です。充実した時を過ごす大人のスタイリッシュなタイムピース、”ジャズマスター”。
ベンチュラ1957年、ハミルトンは”ベンチュラ”を発表。この腕時計のムーブメントには、ハミルトン自慢のエンリヴァー合金製メインスプリングの代わりに小さなシャツのボタンほどの電池がセットされていました。時計市場の大革命となるエレクトリック・ウォッチの誕生です。ムーブメントはクォーツへと進化し、鋭角的なラインと曲線という相反した要素を巧みにデザインしたオリジナルのフォルムが忠実に再現されています。その輝きは時空を越え、衝撃のデビューから約半世紀を経た今も決して色あせることはありません。
トレントオリジナルモデルは1955年に発表。台形のモチーフをあしらったユニークなケースフォルムを現代的にモディファイした復刻モデルです。一見ベーシックなスクエアケースながら立体感と重厚感が強調され、エレガントでスタイリッシュな味わいを演出しています。
カーキETO”カーキETO”は、鉄道、船舶、そして航空機と、アメリカの陸、海、空を支えてきたハミルトンのナビゲーションウォッチとしての血統を伝えるモデルです。ETOとは通過予定時刻を意味します。基本的な時刻表示機能に加え、アウターとインナーの2つのベゼルを操作することで目的地までの到着時間、距離、移動速度を容易に算出することが可能です。パイロットのように目的地までの時間を支配する楽しみを与えてくれます。
カーキ キングアクティブシーンからビジネスシーンにもフィットする、カーキ・キングが12時位置にデイデイトを装備したブランニュー・バージョンになって復活。40mm径のリューズガード付ケースは、カーキ・キングならではの存在感です。これまでのカーキシリーズにはないニューカラーのダイアルが、その個性を一層際立たせています。ムーブメントは自動巻きとクオーツの2タイプです。